戦闘攻撃機。第13独立部隊で使用されて有名になったコア・ブースターの、いわば空軍使用が本機である。原型となったコア・ブースター自体が両用戦闘攻撃機であり、大気圏内での運用は可能だったが、推進機関にロケットモーターを用いているためにあまり効率的とは言い難かった。そこで考案されたのが、運用領域を大気圏内に絞りジェットエンジンに換装した本機なのである。生産コストの最も高いアビオニクス部分を含む機首はコア・ファイターからの流用であり、在来機に比べて電子機器は非常に高価だといえる。ハービック社は大量受注を見越して生産ラインを整えたが、突然の終戦のため発注を取り消され、巨大な負債を抱え込んでしまった。 |