宇宙戦用MS。このガーベラ・テトラは、本来「ガンダム試作4号機/GP04」になるはずだった機体である。「ガンダム開発計画」がアナハイム社に依頼された際、GP04は白兵・格闘戦に主眼が置かれた宇宙戦用のMSとして開発が開始された。しかし、開発コンセプトが一部GP01と重なることもあり、GP04の依頼はキャンセル、開発段階の機体はそのままお蔵入りするはずだったが、アナハイム社常務のオサリバンとシーマの密約でシーマ艦隊に譲渡された。肩部に大型スラスターを搭載することで運動性の向上を実現。さらに、ガーベラ・テトラには専用装備オプション装備として、プロペラントタンクとスラスターユニットを一体化した「シュツルム・ブースター」が用意されている。これを装備することによりガーベラ・テトラの機動性は格段に向上し、MS単体としては、トップクラスの機動性・加速性を誇っている。 |