宇宙戦用MA。大戦末期にジオン軍が開発したMA。基本的には「MA−05ビグロ」の改良機である。MA−05では対艦攻撃に主眼がおかれていたが、このヴァル・ヴァロは対MS戦闘も考慮に入れて開発されている。機体後部に装備されたプラズマリーダーは「MAX−03アッザム」に装備されていたアッザムリーダーの発展型で、機体から射出された後敵MSの近くで強力な電磁波を放出し、MSの電子回路にダメージを与える兵器である。ほかにも大型メガ粒子砲やビームガン、格闘戦用のクローアームなどを装備し、総合面ではMA−05をはるかに上回る性能を持つ。大戦末期に完成したため、終戦までにロールアウトしたのは、わずかに数機にすぎない。 |