砲撃戦用MS。量産が見送られた「RGC−80ジムキャノン」の改良量産機。改良とはいうものの、その機体コンセプトは「RX−77ガンキャノン」に近いものとして設計されており、実質は名前だけを継承した別の機種といえる。高出力のジェネレーターを搭載したことにより、中距離支援用兵器としてビームキャノン2門の装備を可能としている。装甲には「RX−78−NT1」でのテスト結果を受け、中距離支援MSに最適と判断されたチョバムアーマーコンセプトが採用された。火力・防御の両面が大幅に強化された機体であるが、重量増加による機動性の低下は否めない。ジムカスタム同様、この機体も一年戦争後に開発されたもので、生産数は非常に少ない。 |