テスト用MS。「RGM−79パワード・ジム」は単独の型式番号を持っていない。これは、この機体がガンダムGPシリーズの開発のためのパーツテスト機だからであり、オレンジとホワイトという機体色もテスト機であることを示している。「RGM−79C」をベースとした機体には、スラスター推力が大幅に引き上げられたバックパック“パワード・パック”(これはパワード・ジムという名称のもととなった)、脚部に強化されたショックアブソーバが装備されている。これらは地上での機動性向上を狙って装備されたものであり、ここで得られたデータは「RX−78GP01」重力化仕様にフィードバックされた。素体であるジムの機体設計上で想定されていないパワーアップのため、追加された装備の制御ユニットは外部に露出している。 |