水中戦用試作型MA。水中戦用MAとして開発された「MAM−07グラブロ」は、MSMシリーズと並行して開発された。MSに比べて巨大な機体を持つMAは、リゾート用の海洋コロニー内での実験が困難で、本格的な機体開発は地球降下作戦後、地上で進められた。占領した連邦軍の潜水艦ドックに各パーツを搬入して機体の組立を行ったのである。仮組から、本格的な機体の完成までには1カ月半を要し、テストはメキシコ湾を拠点に行われた。グラブロの航続距離は潜水艦に匹敵し、水中での運動性はそれを上回った。武装はミサイル/魚雷発射管12門、対空/対艦ミサイルランチャーを2基装備している。また、2本の腕による攻撃は非常に強力で、完成した3機のグラブロによって、連邦軍の大西洋艦隊は大きな被害を受けた。 |