NT専用試作型MA。ミノフスキー粒子下でも影響を受けないニュータイプの精神通信(サイコミュ)能力。これを軍事利用した機動兵器が、ジオン軍のニュータイプ研究所「フラナガン機関」では試験的に開発されていた。「MAN−03ブラウ・ブロ」は、ニュータイプ専用機の1号機である。サイコミュシステムの実戦データとパイロットの回収を第一に考えられた本機は、3つのブロックに分離が可能で、それぞれが独自航行能力を有し、誘爆などの事態からコクピットを保護する対策がなされている。機体は小型宇宙艇ほどの大きさがあり、「ニュータイプ」のサイコミュコントロールにより、オールレンジ攻撃が可能な有線式のメガ粒子砲を4門装備していた。 |