水陸両用量産型MS。「MSM−04アッガイ」は、ザクと同タイプのジェネレーターを2基搭載することで、比較的高い出力を得ている。しかしメガ粒子砲は搭載できなかったため、他のMSMシリーズに比べ火力が弱く、大量生産は見送られた。ただ、水中での運動性能は高くないものの比較的陸上での機動性に優れ、機外への熱排出量が少なかった本機は、装甲などに手が加えられステルス性を向上させた隠密偵察用として少数が生産された。また、本機は複座機として使用が可能で、水陸両用MSの訓練用としても使用されたのである。固定武装は左手の105mmマシンガン、右手のロケットランチャーとクローを装備。右腕は伸縮式で、離れた場所から目標にクロー攻撃を加えることができる。 |