NT専用試作型MS。「MSN−02」は、ジオン軍が大戦末期に開発していたニュータイプ専用のMSである。究極のMSを目指して開発された「MSN−02」は、その機体の大きさから「ジオン」の名を授かり、「ジオング」と名付けられた。両腕は有線サイコミュ誘導の5連装メガ粒子砲となっており、敵の四方からの攻撃「オールレンジ攻撃」を行うことができる。他にも胴体と頭部にメガ粒子砲を装備しており、頭部はコクピット兼脱出装置として単独行動が可能であった。ア・バオア・クー内のMS工廠で組み立て、調整が行われていたジオングは、脚部ユニットや一部装甲を欠いた状態ながらもシャア・アズナブル大佐の操縦で出撃。連邦軍の「RX−78−2」と死闘を繰り広げた。 |