砲撃戦用試作型MS。「RX計画」により最初に開発されたRXタイプMS。極秘に入手したジオンの新兵器、「モビルスーツ」の断片的な情報を元に開発。試行錯誤の末、何機もの試作機が製作された。歩行システムが完成する前に作られたMSであるため、脚ではなくキャタピラによって装甲する。また、マニピュレーターを持たないため、人型兵器としての有用性はなく、MSというより戦車に近い機体となっている。この「RX−75−4」モデルは、RX−77、78と互換性を持たせるため、コクピット兼脱出装置としてコアブロックシステムを組み込んだ最終モデルである。初期モデルとは違い、「V作戦」におけるMS運用実験に使われる予定だった本機は、装甲材に「ルナチタニウム合金」が使われるなど、実戦使用に耐える作りとなっている。 |