砲撃戦用量産型MS。ジオン軍が地球侵攻を想定し、一年戦争以前から研究開発を進めていた地上用MSのうちの一つ。型式番号からもわかるとおりザクをベースに再設計された機体で、地上部隊の対空防御用として対空キャノン砲をバックパックに装備している。試作機のテストはサイド3コロニー内で行われ、本格的な生産は一年戦争勃発後、占領したカルフォルニア基地で開始された。ザクからの主な改良点としてモノアイの全周化、固定武装の180mmキャノンなどが挙げられる。当初は対空防御用として運用されていたが、180mmキャノン砲が対MS用の支援砲撃にも有効なことが判明し、その後は対空防御用としてよりも砲撃戦用MSとしての運用が中心となった。 |