MS−06K ザクキャノン(ラビットタイプ)
製造 ジオニック社
主なパイロット イアン・グレーデン
全高(頭頂高) 18.4m(17.7m)
重量(全備重量) 59.1t(83.2t)
ジェネレーター出力 976kw
スラスター総推力 41,000kg
センサー有効半径  
装甲材質 超高張力鋼
武装 固定
肩部180mmキャノン砲
2連装スモークディスチャージャー
 MS−06Kは終戦までに完成した試作機のうち、9機が北米での実戦に投入された。本機は頭部アンテナを2本に変更したもので、その外観からラビット型と呼ばれている。パイロットはイアン・グレーデン中尉であり、彼はビッグ・ガンと呼ばれる連装式ロケット砲を装備することを好んだという。グレーデンはK型で最も戦果を挙げた将校であり、終戦までの戦果は、航空機34機、車輌71両、MS2機だった。終戦後調査に当たった連邦軍情報部は、その卓越した能力から、彼がニュータイプの素養を持っているのではないかと考えたらしい。ケープカナベラル基地で終戦を迎え、翌81年の10月に釈放されて共和国に復員を果たしている。
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