MS−06W 一般作業型ザク
製造 ジオニック社
主なパイロット  
全高(頭頂高) 17.7m
重量(全備重量) 51.8t
ジェネレーター出力  
スラスター総推力  
センサー有効半径  
装甲材質 超高張力鋼
武装  
 本機はW型と呼ばれているが、これは軍の制式番号ではない。大戦中期にアジア西部の部隊で建造された、一般作業用の現地改造機に便宜的に与えられたものである。戦後、連邦軍に接収された機体のほとんどが、05型や06型の部品を使ったものだったといわれている。中には07型の部品を流用した機体もあったらしい。本機は塹壕構築やかく座した車輌やMSの回収、大荷物の運搬などを目的に建造されており、歩兵や工兵たちから非常に親しまれていたと伝えられている。実際、身一つで敵と対峙する歩兵には、その鋼鉄の巨体は頼もしく見えただろうと察するのは難しくない。こうして本機は、各地の部隊で終戦まで活躍するのである。
inserted by FC2 system