MS−07C−3 グフ重装型

製造 ジオニック社
主なパイロット  
全高(頭頂高) (17.7m)
重量(全備重量) 64.2t
ジェネレーター出力  
スラスター総推力  
センサー有効半径  
装甲材質 超高張力鋼
武装 固定
手部85mm5連機関砲×2
 本機は歩兵支援任務のために火力の増強に主眼を置き、改修が施された機体である。両腕に85ミリ自動砲を10門装備し、防盾を廃止するかわりに装甲を強化した。この機体は従来機のような機動兵器と違い、「機動力を持つ装甲砲」というコンセプトのもとに開発されているために、多少の運動性の低下は問題ではなかったのである。つまり、本機は対装甲戦ではなく、歩兵部隊に対する直接支援、阻止、障害物や陣地などの破壊を任務とする直接支援砲兵として配備されたのである。歩兵大隊に優先配備された本機は、主にヨーロッパ方面での作戦に従事したと記録されている。だがその詳細を記した小隊日誌は、戦後の混乱で喪失してしまったという。
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