MS−07H−4 グフ飛行試験型(4号機)

製造 ジオニック社
主なパイロット  
全高(頭頂高) (18.8m)
重量(全備重量) 63.9t
ジェネレーター出力  
スラスター総推力  
センサー有効半径  
装甲材質 超高張力鋼
武装 固定
手部75mm5連機関砲×2
 北米に送られた4機の試験機は、わずか4週間の内に合計38回の試験飛行を行った。しかし実験は惨憺たるもので、離陸試験から飛行試験に移るまでの間、なんと十数回に及ぶトラブルが発生したのである。計画期間後の検討で軍部は研究の縮小化を決定、3号機と4号機のみが研究班に残された。ウーヤミック大佐は精力的に研究と改良を進め、滞空時間と運動性能の問題を、ホバーエンジンをジオン製のものから地球製に換装することで解決した。だがこのエンジンは、出力の点では問題はなかったが調整が非常に難しく、整備兵を泣かせたという。同機は試験を続けたものの10日め、機体が空中爆発を起こし喪失、計画は完全に頓挫してしまう。
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