局地防衛用MS。MSとしての運用には問題の残る性能である「RX−75」であったが、脚部がキャタピラであることからくる生産性の高さは評価された。その生産性と遠距離射撃能力を活かし、「RX−75ガンタンク量産型」が拠点攻撃用に運用されたのに対し、この「RMV−1ガンタンクU」は局地防衛用に再開発された。「RMV−1」は、MSとしての機能をほとんどすべて削ぎ落とし、戦闘車輌としての機能を最優先して開発されている。そのため、120mm低反動キャノン砲×2、4連装ロケットランチャー×1、3連装ミサイルランチャー×1、60mm機関砲と、固定武装が多く装備され、乗員として操縦者と砲手の2名を必要とする。「RMV−1」は、一年戦争後少数が生産され、ジャブローをはじめとする連邦軍基地に配備された。 |