汎用試作型可変MA。連邦軍が開発した可変MA。オークランドのニュータイプ研究所でテスト飛行を行っていた。大気圏内においては高高度迎撃用の機体として使用されているが、本来は宇宙用に開発された機体である。地球上で飛行した場合、プロペラントの消費が激しいため、長距離の航続にはブースターの使用が不可欠である。MA形態時にはほとんどの推力を後方に向けることで、爆発的な加速が得られる。またアクティブスラスターユニットの採用により、機首方向を変えることなく、急激に方向転換を行うことも可能であり、機動性能は非常に高い。しかし、その際にかかるGにはほとんどの一般人パイロットが耐えられない。このためテスト飛行は、強化人間パイロットで行われた。 |