新機動戦記ガンダムW 登場人物


ア行
アウダ
男性。マグアナック隊のメンバー。格闘重視のMSマグアナックを駆り、部隊の切り込み隊長として勇猛果敢な戦いを見せる。他のメンバー同様、カトル・ラバーバ・ウィナーに心酔している。
アハト
地球圏統一連合の調査官。ロームフェラ財団から派遣され、ウイングガンダムの爆破とゼクス・マーキスの尾行の任務を請け負う。成功の暁には何とか財団に取り入れてもらおうと企んでいた。
アブドゥール 
男性。カトル・ラバーバ・ウィナーを慕うマグアナック隊のメンバーのひとり。常に丸眼鏡を掛けているのが特徴。アブドゥール専用マグアナックは肩装甲が大型のものに換装されている。
アフマド 
男性。カトル・ラバーバ・ウィナーを慕うマグアナック隊のメンバーのひとり。口ひげが特徴。アフマド専用マグアナックは肩装甲とサイドスカート、バックパックが通常機とは異なる。
アレックス
男性。ミューラーと同じくノインの生徒だったOZの士官。パイロットとしての腕はいいのだが性格に問題があり、旧モガディジオ基地襲撃の際に投降者を虐殺。ゼクスからは「力を持つ資格のない馬鹿」と呼ばれ粛清された。
イリア
女性。カトルの29人いる姉のひとりで医師。戦いを否定する父と、苦渋の選択の末に戦いを選んだカトルの間を取り持とうとした。
ウェリッジ侯爵
男性。モスクワの大貴族でロームフェラでも屈指の発言力を持つが、トレーズの台頭を黙認する。モスクワでリリーナと出会ったとき以来、彼女のことを気に掛け、リリーナが財団代表者に就任すると最大の支持者となった。
オットー 
男性。OZに所属するゼクス配下のMSパイロットで、ゼクスに絶対の忠誠を誓う副官。サンクキングダム出身。負傷したゼクスの代わりにトールギスに搭乗。連合残党が立てこもるサンクキングダムに特攻し、ゼクスによる王国復興を願いながら死んでいった。
カ行
カトルの父 
男性。ウィナー家の当主。戦いを否定しており、ガンダムに乗るカトルとは断絶状態にあった。最後はOZに従うことをよしとせず、炎の中に消えた。
クライスト
ヒイロ・ユイがトレーズ派の傭兵としてOZに身を投じた時に、その上官となった人物。第1、第2分隊を率いて新生OZの駐留する市街地を攻撃した。
カーンズ
男性。かつて指導者ヒイロ・ユイと共に、コロニー独立を目指していた。オプレーション・メテオを立案し、暗殺されたヒイロの復習をすべく市民軍ホワイトファングを組織するなど、作戦立案力と行動力を併せ持った男だった。しかし、彼の復讐心は満たされぬまま行方不明となった。
キャスリン・ブルーム 
女性。トロワが地球での潜伏に利用したサーカス団に所属する花形スター。トロワの滞在中、姉のように面倒をみていた。後に、コロニーで興行を行っていた次期、偶然、記憶喪失のトロワを救出し、彼に戦争で失った弟の面影を見たためか、自分の弟として引き取って共に暮らしていた。記憶を取り戻したトロワが戦場へ舞い戻るのを激しく拒否するが、最後には彼の心情を察し、そっと送り出している。戦いが終わるとトロワは再びサーカス団に身を寄せ、キャスリンとふたりで喝采を浴びることになった。ナイフ投げの腕前は天下一品。ロシア系の19歳。身長164cm、体重46kg。瞳はパープルグレーで頭髪はブラウン。
ギンター
男性。セプテムの子息で、連合宇宙軍の将校。管轄区域の旧連合宇宙軍を糾合してOZに反抗した。責任感の強い人物で、一時はOZの攻勢の前に死を覚悟していた。
コロニー代表官 
男性。レディ・アンの語るOZの理想に共鳴し、OZへの協力を確約したコロニーの文官。
サ行
サーカス団長 
男性。キャサリンの所属するサーカスの団長。トロワに腹を立てながらも気に掛けていた。
サダウル
男性。ウィナー家を支持する中東の軍人で、マグアナック隊のまとめ役。
指導者ヒイロ・ユイ 
男性。A.C.160〜170年代に活躍したコロニーの運動家。コロニー自治と非暴力非武装主義を掲げて、地球とコロニーの関係改善に努めたが、ロームフェラ財団に暗殺された。彼の生と死が全ての発端となった。
シルビア・ノベンタ 
女性。ヒイロに殺されたノベンタ元帥の孫娘。謝罪に現れたヒイロに銃口を向けるが、最後は彼を許した。
セディッチ
男性。OZに潜入していたホワイトファングの一員。ツバロフの信任を得てリーブラの建造指揮をとっていたため、あっさりとリーブラを制圧した。ホワイトファングがモビルドールやリーブラを入手できたのは彼の尽力によるところが大きい。
セプテム将軍
男性。ガンダムとの徹底抗戦を唱えた連合軍の将軍。オペレーション・デイブレイクで、レディ・アンに謀殺された。
タ行
ダイゴ・オネゲル
男性。13年前にサンクキングダムを陥落させた連合准将。最後はゼクスに討たれた。
ドーリアン外務次官 
男性。サンクキングダムの出身で王家崩壊時に赤ん坊だったリリーナを守って脱出し、以後リリーナを実の娘として育ててきた。しかし、レディ・アンによって暗殺される。
ドーリアン夫人 
女性。リリーナの養母。夫の死を静かに受け止める。
ナ行
ナナキ
男性。ブントの部下で真摯な軍人。しかし、ブントに裏切られてOZの攻撃の前に散っていった。
ニコル
男性。良くも悪くも忠実なレディ・アンの副官。
ノベンタ元帥 
男性。コロニーとの和解を訴えた連合軍最高司令官。トレーズの策略によってガンダムに撃たれる。
ハ行
パーガン
男性。ドーリアン家の執事で、元ピースクラフト王家の家臣。リリーナとゼクスの出自を知っていた数少ない人物のひとり。
ヒルデ・シュバイカー 
女性。デュオが潜伏先で出会ったOZの志願兵。最初は地球圏の平和を乱すガンダムパイロットたちに不信感を露わにしていたが、それを機に軍人としての自分やOZに疑問を持つようになり除隊する。後にデュオたちがガンダムのパイロットであることを知ってからは、ともに戦おうとするがデュオに同行を拒否され、陰ながら支援するようになる。特にリーブラの艦内データ奪取など、ガンダムチームには計り知れない恩恵をもたらす。戦後はデュオとともに生活した。東欧系の15歳で身長154cm、体重39kg。瞳はエメラルドグリーン、頭髪はグレー。
ブント
男性。中国地区の一部を支配していた軍閥の長。OZと手を組んで自分の権益を守ろうとしていた。
ベンティ将軍 
男性。ノベンタと同じ和平派の連合の地球指令。ノベンタ同様、トレーズの策略によって乗り込んだシャトルごとヒイロに討たれる。
ボナーパ
男性。OZを嫌悪していた、コルシカ島の基地指令。威厳を見せつけるため飛行艇に乗っていた。
マ行
ミューラー
男性。アレックスの同窓で同僚だったOZの士官。アレックス同様、投降者を攻撃するなど問題行動を繰り返していた。
ミリアルド・ピースクラフト
(=ゼクス・マーキス)
ラ行
ラシード 
男性。カトルに忠誠を誓う中東のMS部隊、マグアナック隊の隊長。若いカトルを支援しながら、隊を結束させた。
リリーナ・ピースクラフト 
(=リリーナ・ドーリアン)
竜 紫鈴(ロン・シリン) 
男性。ウーフェイ一族の長老。L5コロニーにおいて絶大な信頼を得ており、修行に励むウーフェイを導く。ロームフェラに決して屈せず、服従よりも死を選んだ。
ワ行
ワーカー
男性。ゼクスとトレーズを慕うコルシカ基地のMSパイロット。データを収集するためガンダムと戦い、命を落とした。
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