機動新世紀ガンダムX 登場人物

ア行
ウイリス・アラミス
男性。エスタルド人民共和国の国家主席。まだ若く、緊張関係にある新連邦や同盟軍との関係に苦心していた。最終的には新連邦との和平を選択したのだが、それに反対する一部の軍関係者の暴走を抑えられなかった。

ヴェドバ・モルテ
女性。MSパイロット。ガンダムXを狙い、ガロードを後一歩まで追いつめたが、同業者の妨害にあい殺される。愛機は赤いボディに2本角をつけたジェニスで、通称スラッシュ・バッファローと呼ばれる。
オニミム・スー
女性。ウィッツの妹で長女。おっとりした性格の物静かな女性だが、ピアノを弾くのが苦手。
カ行
カザフ
男性。新連邦軍第36方面軍総司令官で、階級は大将。移動要塞バンダール2世で、第8宇宙軍基地(マス・ドライバー施設)を攻撃するも、フリーデンの特攻によりバンダール2世とともに戦死した。
カロン・ラット
女性。新連邦軍、ニュータイプ研究所の所長。ティファやジャミルのニュータイプ能力に魅入られ、フロスト兄弟に利用されて命を落としてしまう。
キッド・サルサミル
男性。フリーデンの主任メカニック。12歳という若さながらその知識・手腕は確かなもので、プロ意識も高く、生半可な仕事は許さなかった。自称「天才メカニック」というのも、まんざら嘘ではないようだ。武器コレクターと改造マニアの側面もあり、いいパーツをキープしてMSを改造するのが趣味らしい。ガンダムエックス・ディバイダーの改造も彼の仕事。新連邦と宇宙革命軍の戦争終結後は、フリーデンのメカニック仲間やパーラと一緒にジャンク屋を開業した。
グラント・スチュアート
男性。エスタルド人民共和国国民会議議長。リー将軍と対立し、武力による地球統一を推し進める新連邦軍との和平を訴えた。
クロッカ
男性。セントランジェの町を襲った盗賊MS乗り。ガロードの機転で捕まり、住民に袋叩きにされた。
コルトル・スー
女性。ウィッツの妹で双子。サエリアといつも一緒にいる。
サ行
ザイデル・ラッソ
男性。宇宙革命軍総統。スペースノイドを支配するためニュータイプを必要としていたが、必要なのは「ニュータイプ的」な存在であり、真のニュータイプであるティファは邪魔者であった。

サエリア・スー
女性。ウィッツの妹で双子のひとり。ウィッツにおねしょの癖をからかわれていた。
ショーラ・スー
女性。ウィッツの母親。夫とは若くして死別し、女手一つで子供たちを育ててきた。MS乗りを嫌うが、ウィッツがMS乗りであることを知らない。
シンゴ・モリ
男性。フリーデンの操舵手。20歳。陽気でおおらかな性格の気のいい男。操舵手としての実力は一流だが、その他にもフリーデンの補給作業や商品管理、引き渡し、MSの整備、さらには捕虜の見張りまで、なんでもこなしていた。後にフリーデンUの操舵手も務めた。
タ行
ティファ・アディール
女性。自然覚醒したニュータイプの少女。15歳。彼女の能力は未来予知に関するもので、主に絵で表現された。自然発生したニュータイプは貴重であるため、その能力をめぐって新連邦に執拗に狙われる。幼い頃から研究素材として扱われてきた境遇から無口で人見知りする性格だが、ガロードやフリーデンのメンバーと接するうちに少しずつ変化していく。特殊な感応力を持ち、イルカと意志を通じ合わせたり、ルチルの精神が乗り移ったこともある。戦後はガロードと共に生活を送った。

テクス・ファーゼンバーグ
男性。フリーデンの専属医師。艦内では最年長となる36歳。そのためか冷静沈着で大人の渋さと余裕を持ち、クルーからの信頼も厚い。艦長であるジャミルの相談にのることも多い。医者としての腕前も確かで、精神面を含めて常にクルーを温かく見守っている。

テッサ・テイン
男性。民族独立戦線のリーダー。新聞配達員に変装していたこともある。手榴弾によって爆死した。
トグサ・アイン
男性。サテリコンの宇宙戦艦ヴァローナ艦長。革命軍MSの攻撃で戦艦ごと爆死した。
ドラッソ・スー
男性。ウィッツの弟。ウィッツに追求され、母親に再婚相手がいることを白状してしまう。
ナ行
ナイン
男性。フリーデンのメカニックで、ロココとともにMSの整備を行っている。
ニコラ・ファファス
男性。宇宙革命軍から新連邦のニュータイプ研究所へ送り込まれたスパイ。ティファをスペースコロニー・クラウド9へと連れ去った。
ネラー・ガモウ
男性。革命軍のスパイのひとり。巡洋艦バルトークの艦長として、ガロードとともに宇宙に上がった。
ノモア・ロング
(=ドーラット博士)
ハ行
パーラ・シス
女性。言葉使いの荒っぽさが特徴の少女。反宇宙革命軍組織サテリコンのメンバーで、ガンダムサポートメカGファルコンのパイロット。15歳。宇宙難民の子で、難破船で生まれた最初の子供。両親もすでになく、ガロードと似た境遇にあるが、そんなことはみじんも感じさせないほど明るく元気な性格でサテリコンのムードメーカーだった。サテリコン壊滅後はフリーデンと行動を共にし、最終的にはキッドたちとともにジャンク屋を経営して地球に住み着いた。

ペイン・ネル
男性。ニュータイプ研究所職員。研究所が破壊されたときに死亡。実は革命軍のスパイだった。
フォン・アルタネイティブ
男性。ニュータイプ能力を軍事利用しようとする、アルタネイティブ社研究施設の総責任者。
ヤ行
ユリナ・サノハラ
女性。実は民族独立戦線の一員だが、普段は酒場でピアニストをしている女性。組織のためにロアビィに近づいたこともあった。新連邦のゲリラ狩りにより銃殺された。
ラ行
ライク・アント
男性。アルタネイティブ社研究施設の室長。ティファのニュータイプ能力に目を付けた。
リー・ジャクソン
男性。エスタルド人民共和国軍の最高司令官。新連邦に対して徹底抗戦を訴えた。議会の降伏決議後はMSエスタルドスで出撃、誉れ高きエスタルド民族の誇りを見せつけた。

ルクス・ハノマアク
男性。ウイリスの補佐官。エスタルド民族存続のために新連邦への降伏を決断し、その責任を一身に背負った。

ルチル・リリアント
女性。旧連邦のニュータイプ研究所教育士官。ジャミルの上官で、彼の憧れの女性でもあった。ニュータイプの資質があったが、対戦で精神崩壊、新連邦によってLシステムに組み込まれる。だが、精神をティファに宿らせ、フリーデンの危機を救う。力を使い果たした彼女は静かに消えていった。

ロイザー
男性。反革命軍組織サテリコンの総司令官。革命軍の攻撃により戦死した。

ロココ
男性。キッドの下で整備を行う、フリーデンのメカニック。
ロマノフ
男性。エスタルド人民共和国を中心とする同盟軍と激しい戦いを行っている、新連邦軍、南アジア統一最高司令官。
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