サイコウェーブ 人の精神が発散する波動。感情の動きや思いが相手に伝わるようにもなる。
サイコフレーム コンピュータチップによって、パイロットの意志が直接的にモビルスーツに伝わるようにしたもの。サイコミュの機能を持つコンピューターチップを金属粒子のレベルで鋳込んだMS用の構造材。機能させるには主制御装置が必要だが機体内に占めるサイコミュデバイスのスペースを大幅に節約できる。チップのひとつひとつが微弱ながらサイコミュ端末そのものとして機能するため、例えば大量に散布された領域では人の思惟が伝播するのではないかとも言われている。チェーンが身につけてアムロに届けようとした物。
サイコミュシステム ニュータイプのサイコウェーブとマシンを連動させるシステム。それをモビルスーツやモビルアーマーに装備することで、ビットやファンネルをパイロットの思うがままに操縦できるシステム。強化人間に合わせたものも作られるようになった。
最大防衛ライン →Fライン
サイド 月軌道上に造られたスペースコロニー群の行政単位。一つのサイドは35から40のスペースコロニーで構成されている。サイド1からサイド7まである。
@サイド1
月軌道上のラグランジュポイントL5に建造されたコロニー群。一週間戦争でジオン軍の無差別攻撃を受けて壊滅した。通称ザーン。
Aサイド2
月軌道上のラグランジュポイントL4に建造されたコロニー群。一週間戦争でジオン軍の核、毒ガス攻撃を受けて壊滅ブリティッシュ作戦のコロニー落としにサイド2のコロニーの一つが使用された。。通称ハッテ。
Bサイド3
月軌道上のラグランジュポイントL2に建造されたコロニー群。月の裏側に位置し、地球から最も離れた場所にある。そのため、住民には地球連邦からの独立の気運が高く、U.C.0058年、ジオン共和国として独立を宣言する。その後ジオン公国と改称し、U.C.0079年、地球連邦政府に独立戦争を仕掛けるが、一年戦争の終結とともに再度ジオン共和国と改称した。通称ムンゾ。
Cサイド4
月軌道上のラグランジュポイントL5に建造されたコロニー群。一週間戦争でジオン軍の無差別攻撃を受けて壊滅した。通称ムーア。
Dサイド5
月軌道上のラグランジュポイントL1に建造されたコロニー群。一週間戦争のジオン軍の攻撃は免れたが、ルウム戦役で戦場となりジオン軍の無差別攻撃で全滅した。通称ルウム。
Eサイド6
月軌道上のラグランジュポイントL4に建造されたコロニー群。一週間戦争終了後、中立を宣言して一年戦争には直接参加しなかったが、地球連邦とジオン公国(共和国)の間に入り、南極条約や一年戦争終戦協定の締結の仲介役となった。通称リーア。
Fサイド7
月軌道上のラグランジュポイントL3に建造されたコロニー群。最も新しいサイドである。U.C.0079年9月18日、連邦軍のV作戦を察知したジオン軍はサイド7にMSを送り込み、連邦軍のMSと遭遇。史上初のMS同士の戦闘が行われた。通称ノア(グリーンオアシス)。
ザクマシンガン MS−06ザクなどの主携帯武器。通常の徹甲弾のほか、炸裂弾も射出可能だが、基本的に対艦攻撃用としてデザインされたため、対MS戦用には本来の威力を発揮できないようである。
サクリファイス作戦 新連邦軍が南アジア地区を制圧する際に展開した作戦。軍内部ではコードネームSと言われた。作戦内容は南アジアの戦後独立国家の一国ノーザンベルを攻略することで、エスタルドかガスタールのどちらかと和平を結び、残る一国も降伏に追い込むというものだった。この作戦は成功し、新連邦は南アジア地区の制圧に成功した。
サテリコン 宇宙革命軍のニュータイプ主義に反発する反革命軍組織。ダリア作戦の阻止を目的としていた。革命軍の攻撃で基地を破壊されたが、後にガロードたちと共同戦線を張ることになる。
サナリィ フロンティアTに本拠をおく軍の研究機関。海軍戦略研究所(S.N.R.I=Strategic Navel Research Instruments)の略称で、元は宇宙用の機動重機などの試作を行っていた。MS開発には無関係であったが、連邦軍上層部の意向でU.C.100年代以降、MSの小型高性能化を推進していた。MS開発の主導権を握っていたアナハイム・エレクトロニクスを、次期主力MS選定のコンペティションにおいて下し、F(フォーミュラ)シリーズの開発認可を受けた。
サブ・フライト・システム モビルスーツは大気圏内ではジャンプしかできない。また宇宙でも航続距離はあまり長くない。その欠点を補うために開発された、ド・ダイ改やシャクルズ、ゲター、ベースジャパーのような、モビルスーツのための乗り物。
サンクキングダム ピースクラフト王が治める完全平和主義を掲げた国家で、首都はニューポートシティ。A.C.195年、ピースクラフトの王の娘、リリーナ・ピースクラフトによって再興されたが、新生OZの侵攻により、事実上消滅した。
ザンスカール帝国 U.C.0149年、サイド2のアメリアに建国宣言されたコロニー国家。マリア・ピァ・アーモニアを女王として、彼女の「マリア主義」を推進する国家として誕生した。しかし、実際にはガチ党のギロチンによる恐怖政治やベスパによる地球侵攻など武断的な側面を持っており、地球圏に戦乱を巻き起こした。
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